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rbr「…んで，何しとったん？」
ロボロに再び聞かれる。それは，それが最後の忠告と私に伝えているようだった。
『…何もしてなかったって言ってるだろ。』
しかし，私は拒むことを選択した。…もう，どんな拷問が待っていたっていい。
rbr「そうか。なら…。」
『っ！』
ロボロが力強い拳をいれる。
…軍人とは思えないほど小柄な体。しかし，筋肉はしっかりとついており日頃から鍛えているのが分かる。
rbr「反抗せんのん？コネシマのときみたいに。」
ロボロが嘲笑いながら言った。…反抗はしようと思えばできる。しかし，そのせいで余計怒りをかったら―。この先は恐ろしくて出来ることなら想像したくない。
『…。』
rbr「…なんや，つまらん。」
…あれからどれほど経っただろうか。暴力の雨が変わらず私に降り注ぐ。息をつく間もないような，拳と蹴り。「嫌」「辛い」…そのようなこと，思う暇もない。
rbr「…そや。あんたの国，うちに宣戦布告してきてな。」
『…エーミールから聞，いた。』
…まただ。
やっと話題が過ぎたかと思えば，また次の話題をふってくる。そして，私はそれに答える。これの繰り返しにより，いつもより体力の消費が激しい。
rbr「もうあれから2日3日経っとるけど，彼奴等は全く攻撃してこおへん。城付近だけやなくて，外れの森でさえや。…お前，何か知らんのか。」
知らない。知っているはずがない。でも…。
『…さあ，どうだろな。』
rbr「お前…。」
ロボロが此方を強く睨みつける。まるで私への嫌悪と敵対心を表すかのように。
ピンポンパンポン。
聞き覚えのない音が頭上から聞こえた。見上げると，そこにあったのは一つのスピーカー。彼処から音が出ているようだ。
「〈えー…ロボロ様，ロボロ様。速やかに情報管理室までお越しください。繰り返します―。〉」
そうスピーカー越しに告げられた。それに対して，ロボロは怒りの表情を見せる。
rbr「ｯﾁ…タイミング悪いな。」
静かな牢内に冷たい舌打ちが響く。それに若干怯えるが，怒りの対象が私でないことが分かると少し安堵した。
rbr「じゃあな。…もう，会わんかもしれんけど。」
そう言い，ゆっくりと去っていった。焦っている様子など全く見られなかった。
ロボロが居なくなったことを確認し，「ふぅ」と大きく息をつく。…助かった。
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とれにあ(プロフ) - 匿名ｯさん» 待たせてしまって申し訳ないです。今絶賛制作中なので気長に待ってくださいませ🙇♀ (4月22日 18時) (
レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
匿名ｯ - あ〜続きがすんごい気になってテカりそう.....(???)無理しないように更新頑張ってくださいませ!! (4月21日 20時) (レス) @page29 id: ed47510f53 (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - どっかのだれかさん» そんなこと言ってくださるなんて…嬉しすぎます！更新頑張ります💪 (3月31日 10時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
どっかのだれか - 神作品みっけ…✨拷問してるときの表現がとてもわかりやすくて想像しやすいからめちゃ面白いです！無理なさらず自分のペースでいいので更新まってまふ…( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) (3月30日 21時) (レス) @page25 id: 3f3fe52288 (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - 燈矢さん» grさん可愛いですよね！ありがとうございます✨ (3月7日 17時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とれにあ | 作成日時：2024年2月2日 19時
