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私は竹刀を握り，直ぐ様動き出す。
…幹部議会に呼ばれるほどに優秀な我々国の書記長。そして大柄な体。当たったら一発アウトもあり得るぞ。
…そこ。私は竹刀でトントンを突こうとした。
tn「っ…ぶな。」
『クソ。』
が，避けられてしまう。
???「トンちゃん頑張って〜♡」
???「大先生キモい。トントン頑張れよー！」
???「シャオちゃん…。」
…さっきから彼奴等，気散るんだけど。
『…うっさ。黙ってみることも出来ないのか？』
???「…は？…おい！お前今文句言ったな！？」
…耳いーな。流石幹部サマだことー。
tn「…んなよそ見しとってええんか？」
『っ…。』
間一髪のところで避ける。…竹刀の振り方，風の通りで分かる。此奴は…強い。
『…あんた強そーだな。』
tn「剣術には自身があるもんで。」
…本当なんだろな。
重心がズレてない，すごく姿勢が良かった。
ま，私もそこまで雑魚ではない。この程度ならまだ余裕で―。
＊＊＊
tn 視点
嘘，やろ…？
『…ギブしてもいいけど，どーする？』
…あり得ない。そうとしか表せない結果やった。
自分で言うようなことやないが，かなり剣術には自身を持っていた。でも，そんな俺ですら途中かは歯が立たなくなった。…此奴，何者や。ただの女の幹部長やないやろ。
『想像以下…つまんな。』
…は？
俺の心の中の何かがプツリと切れた。
「おまっ…」
???「はーい，そこまでそこまで！」
竹刀を捨てて殴りかかろうとしたとき，彼奴に止められた。
「…大先生。何で止めるんや。」
俺は後ろを振り向き，大先生に問う。
ut「これは“剣術”のバトルや。それでトントンは負けた。
…負けを認めれん奴は醜い弱者やぞ？」
大先生か珍しく正論を言う。それか余計腹が立つ。
でも…そうやな。
「…すまん。ついカッとなった。」
『別に。私は捕らえられてる身。殴られようが卑怯な真似をされようが逆らう理由は無い。』
…それは，そうなのか？
普段こういう奴等と関わる機会がないからよお分からん…。今度チーノにでも聞いてみるか。
ut「この子は俺が戻しとく。トントンはもう休み。」
「…あぁ，すまんな。」
…大先生に感謝する日がくるなんて想像もしなかった。
でも，今はただ一人で休んでいたい。
(更新お待たせしました。)
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とれにあ(プロフ) - 匿名ｯさん» 待たせてしまって申し訳ないです。今絶賛制作中なので気長に待ってくださいませ🙇♀ (4月22日 18時) (
レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
匿名ｯ - あ〜続きがすんごい気になってテカりそう.....(???)無理しないように更新頑張ってくださいませ!! (4月21日 20時) (レス) @page29 id: ed47510f53 (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - どっかのだれかさん» そんなこと言ってくださるなんて…嬉しすぎます！更新頑張ります💪 (3月31日 10時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
どっかのだれか - 神作品みっけ…✨拷問してるときの表現がとてもわかりやすくて想像しやすいからめちゃ面白いです！無理なさらず自分のペースでいいので更新まってまふ…( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) (3月30日 21時) (レス) @page25 id: 3f3fe52288 (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - 燈矢さん» grさん可愛いですよね！ありがとうございます✨ (3月7日 17時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とれにあ | 作成日時：2024年2月2日 19時
