22･乱れる輪 ページ22
A side
sha｢ゾ、ゾム……｣
『ゾムくん…』
目の前にはシャオロンくんの拳を片手で受けたゾムくんが前に立っていた
zm｢シャオロン…お前何しとんねん｣
sha｢…｣
zm｢何しとんのかって聞いとるんやｯ！｣
『…ｯ！！ゾムくんやめて！』
sha｢………｣
ゾムくんはシャオロンくんの胸ぐらを掴む
zm｢てめぇ俺がこんかったらお前A殴っとったやろ！
こんな裏路地に呼んでまでして！
女1人にｯ…！
俺らは売られた喧嘩しか買わんルールやろｯ！
お前がグループ乱してどうすんねん！｣
sha｢…ｯ!…｣
バツが悪そうにするシャオロンくん
『ゾムくん…』
シャオロンくんはゾムくん達のことを想って…
zm｢A大丈夫か…？｣
『あ、うん…』
私も私で反発しちゃったし…
さっきのシャオロンくんに向けた目とは違って
優しい顔になるゾムくん
zm｢……とりあえず学校行こうや…
シャオロンはどうすんねん｣
振り返ってシャオロンくんを見つめるゾムくん
黙って置いていこうとしないところがゾムくんからも仲間想いなところを感じる
私もシャオロンくんに視線を向けた
壁にもたれかかって小さくうずくまり、
下を向いた彼の声は小さかった
sha｢頭冷やしてから行くわ
先行っといてくれ…｣
zm｢…｣
シャオロンがそういうならばとゾムくんは足を進める
私はゾムくんに背中を押され裏路地を後にした
なんだか振り返ることは出来なかった
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ぬぬ - つづきはやくよみたーい！この小説すきです！ (2月4日 21時) (
レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - えもうすきずぎます！ごはん。さんは天才です (1月23日 23時) (レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます！これからもぼちぼち自分のタイミングで出していきますがおもしろくしたいと思っているので頑張ります♫ (1月20日 11時) (レス) id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！めっちゃおもしろかったです♪体調に気を付けて頑張ってください！！応援してます！！ (1月17日 22時) (レス) @page26 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» ありがとうございます…！バイトにめっちゃ行ってるので更新まちまちですが長編にしたいと思ってるので末永くよろしくしたいです (1月4日 21時) (レス) @page19 id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 | 作成日時：2023年12月25日 0時
