【d!】心まで、透明化してよ (ページ26)

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26話ページ26

レパロウの部屋

「離して！嫌だ！」
rp「静かにしてください！バレたらどうするんですか！」
「離せばいいだけ！変態！」
rp「手助けでしてるだけです！」

無理やりAさんを俺の部屋に連れ…否。
保護した。猫のようにするりと逃げそうになる
彼女を力技で捕まえあげ

ベットに投げと…否。横にさせる
嫌がる彼女をまた無理やり押さえつけて

けが人はベットで寝た方がいい。
俺の部屋は離れてるからバレない

月が傾き始めるまで説明したら落ち着いてくれた

「何考えてんの…、無能なのに」
rp「Aさんは、Aさんすから」
rp「俺ソファで寝るんで、おやすみなさい」

「…」

───
未明

「…」

当たり前だが一睡も出来なかった。
むしろ体が慣れてないせいで節々が痛い

若者は、ソファでもぐっすり寝られるらしい
羨ましい体質だな

使わなかったかけ布団を、彼の
体にかけた。その時

rp「…Aさん、…俺が、まもるから、…」
「…」

「それが嫌だから、無能になったんだよ…」

なんで分かってくれないの

───
医務室

sn「…オスマン」
os「…めぅ、」
sn「ダイエット、しようね」
os「はぃ…」

sn「ふぅ」

俺の気分次第でする健康診断
体重が増えた総統と枢機卿を締め上げたあと
他の健康体の血液検査の結果を伝える

彼らは、血液もサラサラやし問題は無い
ひとらんの飯が相当いいおかげやね

で、男組だけして女組をしないわけには
いかないので

sn「……はぁ」

彼女達を、呼びますか。

重い腰をあげ、廊下で
躾をうけされている彼女たちに向かう

sn「んじゃ、次ちるからね」

ちる「はーい」

sn「…」
「…」

案の定、無能はちるかその他によって
うっすい血で体を湿らせていた

───

sn「うん、標準体重やね」
ちる「えー、やせなきゃ！笑」
sn「大丈夫よ」
sn「女の子はそれくらいあった方が、色っぽいんやから」

ちるも健康。まぁ、女の子特有の
貧血症状が軽くあったけど、気にする程度ではない

時間がかからない優秀な彼女を解放させ、
次にいちばん時間がかかるであろう

無能を連れてこさせる

「…」

sn「…それじゃ、始めるから」
sn「体重計にのって」